重症患者さんの受け持ちが不安!勉強以外にできる4つのポイント

看護師,重症患者
看護ログ
アドバイザー鈴子

こんにちは♪
看護ログのスペシャルアドバイザー
看護師歴25年の鈴子です(*’∀’*)

毎朝自分の担当患者を確認するときに、「重症患者の受け持ちになっていたらどうしよう」とドキドキしている人は多いのではないでしょうか?

また、受け持っていた患者さんの急変や、重症患者さんの緊急入院を担当するのも怖いですよね。

別の病棟のナースたちから陰で「天国に一番近い病棟」と言われるほど忙しかった病棟の勤務と、救命センター勤務の経験をもつ私が、少しでもあなたの不安を減らす方法をアドバイスしたいと思います。

「重症患者の受け持ちが不安」の理由を知ろう

看護師,重症患者

不安を解決するためには、何が問題となっているのかを自覚する必要があります。

そもそもどうして重症患者さんを受け持つことが不安なのでしょうか?

  • 観察項目ややらなければいけない処置が多く忙しい
  • そもそも病態や必要な観察項目・処置の方法がわからない
  • ミスしてしまわないか心配
  • 急変するのが怖い
  • 責任が重い

など様々な要因が考えられますよね。

まずは自分が不安になる原因を、冷静に書き出してみましょう。

人によってはそれだけで問題が解決することもあります。

もちろん解決しないこともあると思うので、私からも少しアドバイスさせていただきます。

日頃から周りのスタッフとコミュニケーションをとる

どんなに一生懸命勉強していても、いざ患者さんを目の前にするとわからないことが出てくることはよくあります。

積極的に「聞く」ことが不安解消につながる

わからないことを「聞く」ことって、勇気がいりますよね。「どうして勉強してこなかったの?」と不安になる気持ちはすごくわかります。

転職や他病棟から異動してきた人の場合も「もういい経験年数なのにどうしてわからないの?」と思われるかもしれないと不安になってしまいますよね。

わからないことをそのままにしても、何となく業務をこなせるかもしれません。でも、そのままではいつまでたっても分からないまま。

嫌な顔されたって、怒られたって、わからないことはどんどん聞くべきです。

「聞かない」のは患者さんにとっても危険ですし、自分の成長の機会を失ってしまいます。

なにより、不安の克服にもなりません。

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良好な関係を築くことが不安解消につながる

日頃から周りのスタッフとコミュニケーションをとり、良好な関係を築けていれば、わからないことも聞きやすくなりますね。

普段からコミュニケーションを取っていれば、「大変だけど頑張って!」などの言葉で心理的フォローをしてくれるでしょう。

その日の業務が終わるときに「今日も怒られちゃった」と落ち込んで帰るのか、「今日も怒られちゃったけど、明日も頑張ろう」と思いながら帰るのかで大きな差が出てくるはずです。

自分のキャパシティを知り、こまめに業務の報告をする

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  • 処置が多く忙しくて業務が終わらない
  • 急変を見逃してしまわないか不安

という人は、自分の能力を超えている仕事を認識して、こまめに業務の報告をしましょう。

あなたが何となく気づいてリーダーに話したことが、実は急変の予兆だったということもありうるのです。

どんなに出来る看護師でもすべてを一人でやるのは困難なことだってありますし、予兆を見逃すこともあります。

もし、あなたが新人でも中堅看護師でも、

  • 自分のキャパシティを超えた仕事の解決のため
  • 自分の気づかない患者さんの変化を知るため

リーダーへの報告は絶対に必要です。

リーダーは医師の指示受けや多職種と連携することだけが仕事ではありません。

スタッフの仕事の采配をして、業務を円滑に進めるようにすることも仕事のうちです。

業務マニュアルをポケットサイズにコピーして携帯

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今はどこの病院にも業務マニュアルがあると思いますが、あなたはどのくらい活用していますか?

  • 滴加速度
  • 意識レベル
  • スケール表(ペインスケールなど)

などをポケットに忍ばせて持ち歩いている人は多いと思いますが、業務マニュアルを持ち歩いている人はあまりいないと思います。

業務マニュアルは自分で情報を追加していこう!

処置の目的・物品・流れが書かれている業務マニュアルはまさに看護のバイブルです。

観察項目やその病院独自の方法が書かれていることもありますので、転職してきた方も一度目を通してください。

そして、できればポケットサイズにコピー、または手帳に書き写し、さらに足りない情報があれば記入して、自分だけのマニュアルを作りましょう。

人に聞いたり、マニュアルを読むためにステーションに戻ったりする手間が省けますね。

できれば連日担当にしてもらう。

今日できたことを確実にするためにも、また、今日上手くできなかったことを明日はもう少しできるようになるためにも、できれば連日同じ患者さんの担当にしてもらいましょう。

救急センターの場合は毎日違う患者さんが来るので、なるべく同じ症例の患者さんが来たら自分の担当にしてもらうようにしましょう。

PDCAサイクルとして、Plan(計画)→Do(実行)→Check(評価)→Action(改善)を繰り返すことが大切。

それをやっていくことで、嫌だな→帰りたい→わからない→苦手意識の増加、のような負のサイクルから抜け出すことができます。

大変だからこそ、やりがいがある

重症患者はケアが多い分、トータルで受け持つ患者数を少なくしてもらえるため、一人の患者さんを集中してケアできる、というのはひとつのメリットですよね。

重症患者さんの看護は簡単なことではないですが、克服できれば必ずあなたの自信となり、これからのキャリアにつながります。

「不安」が「やりがい」に変わることをお祈りしています!