看護師におすすめの小児循環器テキスト4選|先天性心疾患を書籍で学ぼう!

ハジメの小児循環器

こんにちは。ハジメです。

小児循環器科の子どもをみる病棟で働いていると、毎年思うことがあります。

「とにかく人気がない!!」・・・これに尽きます。

小児循環器を第一希望する新人さんって、その年に1人か2人いれば良い方です・・・。

ただね、小児循環器ってマイナーな分野ですけど、理解し始めるとすごく楽しいです!!

僕は最初から循環器に興味があったので、今の病院に来た時から勉強面で困りはしなかったのですが、何からどう勉強していったら良いのかわからないという人も多いですよね。

「この疾患は肺血流が多いからハイフローで・・・、これは動脈管が閉じたらショックになってしまう・・・、この疾患は酸素投与したらダメだったっけ・・・」などといったことを覚えないといけません。

そこで今回、小児循環器の看護師が先天性心疾患などの勉強を始めるにあたって、僕が今まで使ってきた書籍(テキスト)の紹介をしてみたいと思います!

小児循環器の疾患・治療法を学ぶオススメ書籍(テキスト)

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まずは小児循環器の疾患や、その治療法について、看護師が学ぶための書籍を2冊ご紹介します。

医学書院出版「図解 先天性心疾患~血行動態の理解と外科治療~」

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疾患・治療について学ぶために購入した書籍です。

疾患自体を学ぶことに関しては、僕はこの1冊しか購入していません。

この本は先天性心疾患のほぼ全てを網羅しているので、小児循環器で働く看護師さんなら持っておきたい1冊です。

このテキストでは、

  • それぞれの疾患における血行動態
  • 同じ疾患でも形態的な分類方法
  • それぞれの治療方法

について詳しく記載されています。

総論では心臓・血管の発生についてまで記述されており、心臓好きには飽きない1冊になると思います。

シンプルなデザインではありますが、内容は相当充実しています!ちょっとお値段は張りますが、循環器を学びたい!と思ってる方には是非オススメしたい1冊です。

文光堂出版「カラーイラストでみる 先天性心疾患の血行動態~治療へのアプローチ~」

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これは同僚の看護師に見せてもらったもので、僕もまだ読み込めてはいないものですが…

疾患ごとに細かく分けて記載されていて、術前・術後の血流の変化を理解するには適した本だと思います。

ただ、細かい治療方法については記載が少ないです。先天性心疾患は、組み合わせが複雑になることも多いので、そういったものを細かく分けて書いている書籍だと思います。

先天性心疾患の看護を学ぶオススメ書籍(テキスト)

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次は、小児循環器で先天性心疾患の子どもを看るときに役に立つ、看護師向けの書籍2冊のご紹介です。

僕も実際に使っていて、「どうだったっけ?」と思った時に今でもこれらの本で復習をしています。ぜひ参考にしてくださいね。

メディカ出版「図解でどんどんステップアップ 新生児循環管理なるほどQ&A」

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この本は先天性心疾患の子どもを看る時に持っていて損はしない1冊です。

  • 新生児の循環
  • 先天性心疾患の総論
  • 不整脈のモニタリング方法
  • 心エコーの評価
  • 循環管理
  • 循環不全に陥った時の対応

などなど、盛りだくさんの内容になっています。

1冊にまとめるには内容が多いなーと思ったのですが、読んでみるとイラストも多く簡潔に記載されているため、理解はしやすいと思いますよ!

先天性心疾患患者で呼吸管理が必要になった場合に酸素投与して良いかどうかの判断や、動脈管依存系の疾患の管理・治療についての理解もこの本で勉強させてもらいました。

各項目の最後には、どういった看護記録が欲しいかってポイントも書いてくれているので、すぐに仕事で使える知識も得られると思います。

メディカ出版「病態生理からみた 先天性心疾患の周術期看護」

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1冊目と比べて、こちらの方が看護というポイントにより焦点を当てた本という印象です。

疾患ごとに病態生理から看護のポイントを記載していて、各疾患ごとに関連図も紹介してくれています。文章より関連図の方が理解しやすい!という人にとってはオススメの1冊です。

文章で簡単に理解したいという人は、以下の記事もおすすめです!

小児循環器のハイフローとローフロー|マイナーな領域だけど面白い!
今日は小児循環器・先天性心疾患の「ハイフロー」「ローフロー」のお話です。マイナーな領域で勉強に困っている方のために、小児循環器を10年やってきた僕からアドバイスをさせていただきます。

またこのテキストは、周産期の呼吸管理からECMOについての解説・観察ポイントについても書いてくれています。

ECMO装着患者を診る場合はこれ以上の勉強が必要になると思いますが、ICUで先天性心疾患の患者をみるってなった時の資料としても役立つと思います。

講座「ハート先生の心電図教室」

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引用:ハート先生の心電図教室

みんな嫌いという心電図。心電図好きって人あまりいないですよね笑

この心電図ですが、僕は「ハート先生の心電図教室」という講座に参加して勉強しました。

いろいろなサイトでも「ハート先生の心電図セミナー」などの書籍が数種類みかけられます。

この先生の講座は質問できる機会も多くて、実際に心電図の動きをみながら講義してくれたのですごくわかりやすかったです。

その後は、実際に臨床で医師に相談したり講義を受けながら覚えていったので、今から心電図を学ばなければという人にはオススメの講座です。

心電図に関しては、僕が実際に読み込んだ書籍を持っていないこともあり、今回はこれくらいにしておきます。

小児循環器の看護における勉強のポイント

自分の勉強法を確立している人も多いと思いますが、やっぱり一番良いなーと思うのは、その日担当した患者さんの情報を復習しながら、疾患と症状を照らし合わせることが手っ取り早いですね!

実際に見たこと・経験したことが一番頭に残りやすいし、理解もしやすいはずです。

そこに今回紹介した書籍の中にもある関連図のように、なぜそれが起こっているのかを理解すると、患者さんの状況を冷静に把握できるようになると思います。

患者さんの症状が何から来ているのかわかると、看護師として何をするべきか、どうすれば患者さんが楽になるのかを考えながら実践できます。

それを繰り返していくうちに自信に繋がり、循環器が好きになるって仕組みの完成ですね。

小児循環器のおすすめ書籍(テキスト)まとめ

学生時代から思っていたことですが、同じような内容を書いていてもイラストの数・構成等で、理解のしやすさにはやっぱり差がでます。

今まで自分がどういった本を読みやすいと思ったかを考えて、書籍を選んでいくと勉強も捗るのではないでしょうか。

今回は4冊と講座だけで紹介としては少なくなりましたが、参考にしていただけると嬉しいです!

 

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